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 管理会社の選別

ある会社(クライアント=顧客)が専門業者に物流や顧客管理などのシステム構築を見積もってもらったとします。すると「なぜこんなに違うのか?」というほど業者によって金額が違うことがしばしばあります。 そんなとき、業者を価格だけで選んでしまうと大変な目に遭う可能性が高くなります。
それはクライアントが、構築したいシステムに対して「こういう風になったらいいな」という漠然としたイメージしか持っていないことが多いからです。 しかしそれは、程度の差こそあれ当然のことでもあります。

「まずクライアントのニーズを正確につかみ、次にそれを具体的な機能として書き出す。そしてその機能が実際に実現可能かどうかをシステム的に検討する」。業者側にはこのようなプロセスが必要となってきます。 「システムコンサルタント」という職業が成り立つのは、このプロセスに非常に多くの知識・ノウハウを必要とするからなのです。

不動産管理会社についても同じようなことがいえます。

  • まず、ニーズ(この場合オーナーさんの管理方針)と入居者の皆さんが望む管理状態、この二つを両方とも把握していることが重要になってきます。
  • 次にそのニーズを満たす具体的な方法を挙げてくれるところ、得てしてオーナーさんと入居者の皆さんの利害は対立する場合がありますのでバランスの取れた方法を選択できるかが大事です。
  • そしてこの管理方法に無理が無いかを検討してちゃんと実行できることももちろん重要です。値段が安ければ良いとは一概にいえません。

オーナーさんが良好な物件状態を保ちたいのであれば定期的な見回りと共用部分のメンテナンスなどはもちろんのこと、滞納者に対する催促(直接収入にかかわってくるので大変重要)のルール化などをすべて文書にしてきちんと提示し、定期報告してくれる会社を選びたいところです。
賃貸経営はオーナーさんにとっては一生のお付き合いですから、将来的な修繕費なども含めた長期的資金スケジュールやトータルコストを提示できるかどうかも大事な観点となります。

とはいっても理想の不動産会社なんて早々見つかるものではないかもしれません。 とりあえず今の管理会社の担当者に相談してみましょう。
ただ、いきなり行って「なんとかしろ」といってもさすがに無理です 。 何度か現在の状況について質問や相談をしてみてはいかがでしょう。 何らかのアクションをとってくれるはずです。 それでも反応がなしのつぶて、というところは思い切って切ってしまうのも傷口を広げない手段です。
物件が荒れ放題になって不良入居者の集まりになってしまってからでは遅いですから。

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